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親知らずについて
親知らずはお口の中のトラブルメーカー?~抜くべきか抜かないべきか~

大阪市平野の歯医者「たかやま歯科クリニック」は、地域に根差したあなたの街のホームドクターです。平日は夜19:30まで、土曜日も診療を受け付けており、お子様からシニア世代の方まで、ご家族みなさんのお口の健康をお守りしています。
こちらでは、親知らずについての疑問についてお答えしていきます。親知らずのお悩みは、「たかやま歯科」の口腔外科までご相談ください。
親知らずは、抜くべき?抜かないべき?

親知らずは、お口の中の厄介者――。だから絶対抜かなくてはいけないとお思いの方は多いかもしれません。しかし、条件さえそろえば、必ずしも抜かなくてはならないというわけではありません。親知らずを抜歯するかしないかは、歯科医師の診断とともに慎重に進めていきましょう。
抜歯した方がよいケース |
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抜歯しなくてもよいケース |
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※また、妊娠中の方や授乳中の方には抜歯はおすすめしません。 |
虫歯になった親知らずの抜歯は難易度が上がる?
虫歯になってしまった親知らずの抜歯は、そうでない場合と比べて難易度がぐんと上がります。なぜなら、虫歯になってしまった歯は歯質が柔らかくなる傾向があるからです。少しでも患者さんの負担を軽減するため、当院では虫歯になる前の抜歯をおすすめしています。
腫れや炎症を繰り返していませんか?
親知らずが炎症して激痛が走ったり、口が開かなくなったりしたことはありませんか? しかし、少し経つと自然に腫れが引き、痛みもなくなるので放置してしまう方がいらっしゃいます。これらは体調に左右されることが多く、疲れが溜まったり病気になったりすると現れ、何度も繰り返されますので、お早めの抜歯をおすすめします。
妊娠を控えている場合、抜歯しても大丈夫?
妊娠は女性の身体にとってとてもデリケートなことです。当院では、これから計画的に妊娠を控えている――という方には、むしろ抜歯をおすすめしています。妊娠すると、つわりによる嘔吐感で歯みがきがままならなくなり虫歯になってしまったり、ホルモンバランスが乱れることで妊娠性歯周炎になってしまったりとお口のトラブルが起きやすくなる傾向があるからです。
また、妊娠中は胎児への影響を鑑み、痛み止めや抗生物質といった薬を服用することができません。抜歯は、妊娠される前に済まされることをおすすめします。
親知らずがお口に与える症状と影響

歯ぐきの腫れ・炎症
歯列の一番奥に生える親知らずは歯ブラシが届きにくいので、磨き残しが多くなり、細菌が繁殖しやすい環境にあります。また、横や斜めに曲がって生えている場合は、歯と歯の間の形状が複雑になるため、とくに汚れが溜まりやすいのが特徴です。不衛生な口腔環境は腫れや炎症の原因になります。
歯並びが悪くなる
横や斜めなど正しく生えていない場合、その前にある歯を押し出してしまうため歯並びに影響を及ぼすことがあります。必ずしも親知らずだけが原因ではありませんが、一度乱れてしまった歯並びは抜歯後も元に戻るとは限らないため、お早めの抜歯が必要です。